普通は「目を使いすぎたから神経が参ったのかな」とか
「目の周辺の筋肉が凝ってるのかな」と思いがちです。
ところが実は「脳の疲れが原因である」という内容を
ある本の中に見つけました。
たとえばチーターが獲物を獲る時は
集中して遠くにいる獲物を見つめています。
この状態は「交感神経が優位」すなわち「戦闘態勢」です。
逆に赤ちゃんがおっぱいを飲みながら
お母さんの顔をじっと見つめる。
この状態は最も安心できるリラックスした状態
つまり「副交感神経が優位」になっているといえます。
ですから、もともと動物には
遠くを見る=交感神経が優位
近くを見る=副交感神経が優位
という仕組みがそなわっているのです。
では今の私たちの生活はというと
「パソコンで仕事をする」ことが多いですよね。
これは近くを見ているにもかかわらず、戦闘態勢に入っている。
つまり脳にとっては混乱状態に陥る状態なのです。
この矛盾性が脳の疲れを引き起こし
その結果、目の疲れという症状となって表れているということなんですね。
仕事の時間を短くする、まめに休憩を取るなど
目を休める時には
いっしょに「脳を休めてるんだぁ〜」と意識してみると
少しは違うかも!?