まず「シンプルなタイプ」で、涙の量が減ることによって起こるもの。
一番数も多いようです。
次に、ドライアイによって「目の表面」にキズがついたりすると、痛くなったり充血したりします。
すると、その刺激で涙が出てくるのです。
涙があふれているのに「ドライアイ」、「ウェットタイプのドライアイ」と呼ばれています。
3つ目は「重症のドライアイ」です。
「シューグレン症候群」といって、涙だけではなく全身の分泌腺が破壊されてしまうという病気です。
この病気にかかると、悲しくても、目にゴミが入っても涙が出ません。
40歳以上の女性に発症率が高いのが特徴です。
鼻の粘膜が乾くため、「鼻の奥が痛い」「鼻が詰まる」、まただ液も出なくなるため、「虫歯が増える」「口臭が気になる」「食べ物が飲み込みにくい」といったことが起こります。
心当たりの方は、眼科で詳しく検査してもらったほうがよいでしょう。