「目が疲れた」状態を放置しておいたため、休んだだけでは回復できなくなり、「疲れ目」(眼精疲労)という状態になってしまうのです。
では、どのような症状があらわれるのでしょうか。
目がチカチカする
目がかすむ
目の奥が痛くなる
目がかゆくなる
まばたきが増えたり、まぶたがピクピクする
目が乾く
目が充血する、目の周りがはれぼったくなる
目の周辺だけの症状だけでなく、体の他の部分にも症状があらわれます。
肩こりがひどい
頭が重い・頭痛がする
イライラする
集中力がなくなる
全身がだるい
食欲がない
吐き気がする
このような場合「疲れ目」からくるものだと気づかずに、内科や他の科にかかって検査を受けても「異常なし」といわれます。
確かに症状はあるのに、内臓などの病気はないので検査で引っかかってこないのです。
「心身症」のようにストレスが原因で、たまたま「目」に症状が現れることがあります。
しかし逆に、「疲れ目」が原因で心の状態が悪くなることもあります。
「疲れ目」というのは病気ではないのかもしれません。
でも、自分の今の症状がどこから来ているものなのかはっきりさせるために、一度「眼科」で診てもらうとよいでしょう。